• ホーム
  • 未分類
  • 脳は組織が切断されていてもワイヤレスで接続する可能性がある マウスを使った実験から

脳は組織が切断されていてもワイヤレスで接続する可能性がある マウスを使った実験から

未分類
脳は組織が切断されていてもワイヤレスで接続する可能性がある マウスを使った実験から

脳は組織が切断されていてもワイヤレスで接続する可能性がある マウスを使った実験から

f

1 名前:■忍法帖【Lv=16,ぶとうか,tdu】 第13艦隊◆IpxlQ2BXrcdb[] 投稿日:2019/02/21(木)11:17:33 ID:???
マウスの脳を使った実験で、脳の組織が切断されていても1つのニューロンから別のニューロンへ、ワイヤレスに接続できる
可能性が示されました。これまでに確認されていない全く新しい方法で脳がコミュニケーションを取っていると研究者は
みています。

これまで、ニューロンは「シナプス伝達」「軸索輸送」「ギャップ結合」という3つの方法でコミュニケーションを
取っていると考えられてきました。
一方、科学者たちは多くのニューロンが一斉に発火すると弱い電場が発生することを脳波測定で観察してきましたが、
この活動は非常に小さいため神経活動にはあまり影響しないと考えられてきました。しかし、医用生体工学の研究を行うDominique Durand教授らは、電場によって脳がこれまで知られていなかった方法でコミュニケーションを取っている
可能性を示しました。

「私たちはまだ、この発見の『だから何?』という部分を理解していません。しかし、これは脳における全く
新しいコミュニケーションの方法であるという事実にとても興奮しています」とDurand氏は述べています。

Durand氏らの研究チームが行ったのはin vitro、つまり試験管内などの条件下で行う実験です。マウスの頭部から
抽出した海馬をスライスして脳波を観察したところ、ゆっくりした脳波の周期的活動が電場を発生させていたとのこと。
この電場は隣接する細胞を次々に活性化させ、シナプスを介した化学物質の伝送やギャップ結合を行わない神経系の
コミュニケーションを構築していたそうです。

驚くべきことは、脳の組織が切断されていてもこのコミュニケーションが成立するということ。
スライスされた2つの脳の断片を物理的に隣接させた状態で置いていても、電場はニューロンを活性化させたそうです。
「2つにスライスされた組織は再びくっつけられましたが、顕微鏡で観察したところ、そこには明かな隙間がありました」と
研究者は述べています。(以下略)

https://gigazine.net/news/20190220-discovering-new-form-brain-communication/
続きを読む

関連記事