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平岡海月さんの「映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」の青から青まで」

日向坂46

2024年10月27日の平岡海月さんのブログ

平岡海月さんの「映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」の青から青まで」

本日次のブログは平岡海月さんです。



映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」の青から青まで

https://www.hinatazaka46.com/s/official/diary/detail/57847?ima=0000&cd=member

ブログの概要

平岡海月ブログ62ページ目を開いてくださりありがとうございます📖

私たちが人生で初めて手にした映画の台本は青色でした。

私は映画制作について何も知らないので、台本の表紙は青色が一般的な可能性も青春がテーマだから青にしてくださった可能性も、まだどちらも残っています。

その青が私たちの掌に乗ったと同時に映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」の青春が始まりました。

劇中の11人の青春が始まるよりも先に映画を通した日向坂46四期生11人の青春が始まっていた様な気がします。

この映画は果てしなく晴天で真っ直ぐな群像劇です。

本当に素敵な映画を撮っていただいて、スクリーンで観た時には心のしばらく触れていなかった部分にそっと触れられたような感覚があって、演じている本人なのに劇中の自分を羨ましく思いました。

演じている時には感じることの無かったシーンへの愛おしさや登場人物への感情移入がこの映画の全てなのかもしれないと思いました。

青春だったり学生時代だったりの真ん中に居る、時間の進みが今程速くない当時は、その青さや自分たちの眩い光を自覚していないんですよね。

実際私も高校の修学旅行では用意されたそのイベントを楽しむよりも、色つきのリップをどうやって先生にバレずに塗るかについて考えている時間の方が長かったです。

沖縄で色つきリップを塗るくらい許されたいと、思いに春を宿している時期です。

今となっては修学旅行がとても楽しかったことは覚えていますが何色のどんなリップを塗りたかったかなんてことは覚えていません。

私は稀有なことに2回青春を経験させていただきました。

ちょうどメンバーと出会って3年弱というタイミングで、2年の学校生活を共にしたクラスメイトと行く修学旅行と上手く重なりました。

そんなこともあり2回目の小説を読む時のように1度目に気づけなかったこと、後になってもう一度確かめたかったことを青い台本を抱えながら追いかけていました。

熊切監督を初めとするこの映画に携わってくださった全ての皆様によるお力でスクリーンの中にある青春はとても綺麗で尊いものでした。

この綺麗さや私たちがアイドルであるということから上手く重なり切らない方もいらっしゃるかもしれません。

私も映画を観終えて1番に考えたことは青春ってこんなに綺麗なんだということです。

でも撮影中には1度も思わなかったんです。ただその現場1つひとつが楽しくて一生懸命だっただけでした。

この映画は特別な青春を切り取って綺麗に映したものではなく、皆さんにも経験がある様な青春を俯瞰して見てみたものなんじゃないかなと感じています。

つまり全部が特別とも取れます!!!

私たちの裏表紙は曇った日の海です。今まで行った海の中で1番青くて広くて、私たちの喜び、不安、楽しさ、やる気、悩みの全てを吸い込んでくれる気がしました。

そんな青で始まり青で終わる私たちの青春の一部始終を是非皆さんに自分の青春と同じように愛していただけたらと思います。

そして、私たちの青春を見る目で是非あなたの青春を見返してみて欲しいとも思います!

今日はこの辺で!!

最後まで目を通してくださりありがとうございます!

平岡海月

引用元:平岡海月さんの「映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」の青から青まで」

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