
■「求められる仕事の質が高い」組織風土では心の病が特に増加傾向
「40代」は前回調査と比較して3.4ポイント上昇し35.8%で、全年代中で最も高かった。これまで10%台だった
「10~20代」は過去最高の27.9%に上昇し、3割に届く水準に達した。調査結果について日本生産性本部はリリース内で、
「30代については仕事ができるようになり、働き盛りといわれる年代だが、それだけに仕事を任され責任が重くなる。ところが管理職にはまだなれず、責任と権限がアンバランスになる年代といってよい(中略)この『責任と権限のアンバランス』が40代、10~20代にも広がったと考えられないだろうか」
と推測している。