2017年12月18日16時2分 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201712180000448.html
元関脇貴闘力(50)が、角界を揺るがせた野球賭博に関与するなどギャンブルにのめり込み、多額の借金を背負った過去について語った
貴闘力は18日放送のフジテレビ系「バイキング」にVTR出演。2010年の大相撲野球賭博問題で解雇され世間を騒がせたが、ギャンブルにのめり込むきっかけは現役時代に先輩力士から使いを頼まれて馬券を買いに行った際、もらった駄賃で自身も購入して大勝ちしたことだったという。それ以来、「稽古終わったらすぐ競馬場行って、夜は麻雀してとかその繰り返し。稽古しているか、ご飯食べてるか、ギャンブルしてるか」というギャンブル三昧の生活になっていったと明かした。
給料もすべてギャンブルに注ぎ込み、「すぐなくなる、懸賞金とか。明日のことは考えなかった。給料もらった後に100円とか200円で生活することもザラにあった」という。これまでの負けはトータルで「5億や10億くらい負けてるんじゃないかな」といい、借金も「最大で一番あった時は1億円くらい」と振り返った。
角界から追放され、プライベートでも離婚し、4人の息子とも離れて暮らすことになるなど失ったものは大きかったが、現在は飲食店を経営し全国に11店舗を展開するまでに。ギャンブルに関しては「今はもうあまり面白いと思わないからそんなにやらない。ギャンブルみたいなことしてるじゃないですか、今でも。何千万もお金借りて商売して。アウトになったら3000万円くらい損失するからね」と語った。