• ホーム
  • 乃木坂46
  • 久保史緒里さんの「勿体無いを時間をかけてやりたい」

久保史緒里さんの「勿体無いを時間をかけてやりたい」

乃木坂46

2025年3月2日の久保史緒里さんのブログ

久保史緒里さんの「勿体無いを時間をかけてやりたい」

本日次のブログは久保史緒里さんです。



勿体無いを時間をかけてやりたい

https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/103241

ブログの概要

みなさまこんにちは

久保史緒里です。

気がつけば、
春風が届きそうな時期に差し掛かり、
停滞したい気持ちに蓋をして
正面を見なければと
焦燥感に突き動かされる日々です。

今年は巳年。年女です。
どうか
2025年もよろしくお願いいたします。

🐍

2025年最初の写真。
勇気を出して声をかけて、
めっちゃ嬉しかった写真。

2024年。
風のような一年でした。
振り返るにはあまりにも贅沢で。
そんな時間で溢れているのです。
だからこそ、自分の中にしっかりと
染み込んでいるのかどうか
不安だったりもします。
どうか
陽を浴びた木々たちが、
真っ直ぐ育っていますように。
雨が降った地の土が肥えていますように。
その土から新しい芽が出ていますように。
川の一部となり、
新しい景色を流れていますように。
そう願うばかりです。

昨年は、
「どんな人間になりたいか」
ということをよく考えました。

世界を狭めず、新しいことをする。
先ずは、触れてみる。
そうすることで、
いろんな可能性が見えたらいいなと
好奇心を持って人生を楽しめたような。

結果、とても楽しい日々でした。

それを経て、
今年はどんな自分でいたいかな。

私は、よく自分自身と
会話をする方だと思います。
感情が動いた時、
何故そうなったのか、
何故こういう気持ちになっているのか、
徹底的に考えて、考えて、考える。

感情や出来事の点を独立したままにせず、
ゆっくりでも、
なんとか、なんとか
線で繋げていく作業を続けています。

それって凄く楽しい。凄く、苦しい。

線を引く作業は、
決して答えを出す作業ではないので、
答えを求められない計算式を
一生解いているような感覚です。

苦しい感情の時こそ、
線を引く手は早くなってしまいます。
答えを出したくて仕方がないから。

でもそんな時って、間違えるんですよね。
答えもないくせに、間違えるんです。

そして、
その熱量だけで外へ放出してしまう。
それは時に人を傷つけてしまうことにも繋がるから、冷静でいなければならないのに。

これからは、その間違いに寛容に。
経験や発見と呼べるくらいの
心のゆとりとやわらかさを
手に入れたいです。

「大人になりたい」を
ぐるぐる、考えて解剖した結果、
こんな言葉たちになりました。

私の頭の中はことばでいっぱいです。

でもね。

2024年は、
言葉と向き合うことに
とても体力を使いました。

何よりも疲労感に襲われるのは、
己の中に存在する色や音を言語化する作業。

言葉をじっくりと考えるようになって
気がついたことは、
私はお話しする時に
本当に言葉が出てこないということ。

紡ぐ言葉が好きだと言っていただけることは
本当に嬉しいことです。
でも実際の私は、
そんなに器用な人間ではない。
時間をかけて、
抽出しなければならないのです。

会話の中で咄嗟に出てくる言葉は
凄く雑味を帯びているような…

たとえどんなに美しくても、
装飾されている言葉たちが
口から出てくることに
とても違和感や焦りを感じてしまいます。
音になる前にいくつもの
トンネルを潜ってきてしまうのですね。

これ言っていいのかな。
嫌な気持ちにならないかな。
良く思われたいなあ。嫌われたくないなあ。
それが良さという時もあるけれど。
今年はそれを少しでも克服できたら良いな。

それとそれと、
時々訪れる、生き急いでる感覚を
なるべく減らしていきたいですね。

元々せっかちな性格なのですが
ギアを軽くして平坦な道を
ひた走っているような…
心がせかせかする感じに
凄く不安になったりします。

何かしなければと
全ての時間を有効化しようとする。
その癖を是非やめたい。
その第一歩として、
東京へと向かう新幹線の中、
ブログを書く手を一度止め、
雪が積もる大地を眺めながら
音楽を聴いてみました。

こういう、こういう時間です。
大切にしたいですね。

その為にも、
やるべきことはやるべき時にやる。
これ、大切。

グループとしての私。

時代の変化に振り落とされないよう、
自分の中でしっかりと落とし所をつくり、
そこに摩擦や無理が生じないよう、
じっくり考える。煮込む作業。
これが多かったように思います。

それはとても前向きなことなのです。
乃木坂46が続いていく為に必要なこと。

自分が何を求められていて、
どんな存在で居なければならないのか。
常に考え続けています。

今年もどうか、
乃木坂46を愛していただけるよう、
大好きなメンバーが
のびのびと個性を輝かせていけるよう、
その土台を3期生として作っていかねばと
思っております。

新たに迎える6期生が、
道に迷わないよう、どっしりと。

常に頭の中にグループの存在があるので、
考えることは本当に多くあります。
それを言葉にすることを
もっとして行かなければ。
損得で動かぬよう、
常にその動機は
“グループへの愛情“であるよう、
私らしいやり方で今年も歩んでまいります。

ただ、
自分の番を逃してはならないと思います。
そのアンテナは常に張っておかねば。
そこが鈍ってしまってはいけないと
教えてくださるのはいつもみなさまなので、
私も頑張ります。

わたしとしての私。

身体を大切にしたいですね。

美味しいご飯を
おいしいと言って食べたいです。

あたたかいごはんが冷めてしまうことが、
私が最も寂しいと感じる瞬間。
焦ることなく、時間に余裕を持ち、
冷めないうちにいただきたいし、
湯船に浸かる時間を増やしたいし、
本をもっと読みたい。編み物もしたい。
持ち物を見直したいし、たくさん歌いたい、
作品に出逢いたい、断捨離もしたいし、
旅にも出たい。勉強がしたい。

欲求の多いところが
人間らしくて安心します。

あのね。
最近嬉しかったことは、
いろんな柔軟剤を使い続けてきて、
やっぱり好きだな。と思ったのは、
実家で使っていた柔軟剤だったことです。
暫くは、この子にお世話になりそうです。

暮らしが、愛おしくて仕方ありません。

冷蔵庫のマグネットの配置、
どうしようかなあ。
たいちゃんとまた花瓶買いに行きたいな。
掛け時計が3分遅れてるの直らないかなあ。
夢の扉で出逢った絵本どこに飾ろうかなあ。
やかんの置き場所どうしようかなあ。
お皿たち居心地わるそうだなあ。
これずっと悩んでる。

暮らしの時間を考えている時が好き。

暮らしのなかまを増やすのも良いけれど、
今あるもので、
新しい幸せの形を考えてみる。
新しいアイデアがぽんと浮かぶ瞬間と
それを行動に移してしっくりきた瞬間、
それが私の最も好きな時間かもしれません。

そういう、好きだと言える時間はどんな時も
大切にぎゅっと離さずにいたいですね。

今年も引き続き、
新しいことに手を伸ばしながら、
今あるしあわせや、
今、大切にしたい時間や存在、
ちゃんと見つめてたいです。

ありがとうがごめんねを上回る
そんな年にしたいですね。

祐希。
頑張ったね。耐えたね。
『お互いにね』という言葉に
とても救われました。
幸せに自由に、のびのびとね。

2ヶ月かけて、じっくりコトコト。
遅くなり、申し訳ありません。
みなさまどうか心も身体も健康第一で。

改めまして、
どうか今年もよろしくお願いします。

また書きますね

久保史緒里

お芝居、今年も頑張りたいです。
好きが理由です。
考えることがとても好きな自分ですが、
こればかりは、
考えてもこれしか出てきませんでした。
本当はもっともっといろんなことを想い、
考えているけれど、
それを言葉にするのには経験が足りません。
ただ、言葉にしなければ、
叶う夢も叶わないと思うので、
好きだということ、
頑張るということだけでも、
言葉にさせてください。

今年も、
みなさまも私も、
ほんの少しずつ、夢に近づきますように。

引用元:久保史緒里さんの「勿体無いを時間をかけてやりたい」

関連記事