2024年11月16日の奥田いろはちゃんのブログ
奥田いろはちゃんの「1789」
本日次のブログは奥田いろはちゃんです。
1789
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ブログの概要
みなさんこんにちは、奥田いろはです。ミュージカル 1789 -バスティーユの恋人たち- にオランプ役で出演させていただきます。今年に引き続き来年もミュージカルに出られること、そしてまた皆さんに嬉しいお知らせができる事すごく嬉しく思っています。今までこのオランプ役を演じてこられた方々より少し早い年齢でこの役を務めることになったので、今までとは少し違った雰囲気をお届けできるんじゃないかなと思っています。先代の良いところは沢山吸収してリスペクトしつつ、私が演じる上で説得力のある役作りをするのが今の目標で課題です。18世紀のフランス革命が題材となっていて、今私はいろいろお勉強中です📚話が脱線してしまうんですが、いろんな運命を感じた出来事があったのでちょっと綴らせてください昨日少し時間ができて、“歩いてて1番早く見つけた喫茶店に入ろう“とお散歩していたんです。辿り着いた喫茶店は少し古く、本とレコードがズラーっと並んでいて扉を開けた瞬間珈琲とタバコの匂いに包まれるようなお店でした。オーナーのおじいさまとその奥様とお友達がいらっしゃって、一言目から暖かさを感じるようなお店で。せっかくだからと本を一冊手に取って席に座っていたら、素敵に着飾った叔母さまが感動した様子でお店に入ってきたんです。「お久しぶりです、35年前 お昼休みに週に何度もここに通ってたんです!」と。オーナーも『、、あの時の!思い出したような気がします』なんて言って昔話に花を咲かせていて。「あの時はまだビルが立ってなかったですよね」『広い駐車場だったでしょう』「、でもこのお店は変わらずにここいてくれて嬉しくってついつい入っちゃいました」とか「すっかり、もうおばあちゃんになっちゃいました」『僕も、そうですね』とか。私、正面に座ってその話を聞いてたから“素敵です〜!“なんて言っちゃったりして。笑
叔母さまは当時、そのお店に通って毎日変わるブレンド珈琲を飲んで珈琲の美味しさを知ったんだと話してて。私は昨日初めて自分でお金を払って珈琲に挑戦してて、そして初めて美味しいかもと感じてたんです。なんか自分の姿と重ね合わせちゃって、上手く言葉で表せないけど、、じんわり温かい気持ちになりました。「またいつか、近くに来た時は一杯飲みに来ます。どうか元気でいてください」と言ってあっという間に叔母さまは去っていってしまいました。まるで映画のワンシーンみたいな素敵な場面に居合わせられた事、このお店を選んだ自分を褒めたいと思います😌喫茶店って、扉を開けた瞬間タイムスリップするような気持ちになるんです。何十年も前から時が止まっているような、進んでるけど昔の思い出とか暖かさが残っててそれを直に感じられるというか。まさにそれを体感したお話でした。あ、そう 席に着く時手に取ってた一冊の本。「バスティーユの陰謀」という、まさに今勉強していたフランス革命の本だったんです。しかも出演するミュージカル1789のサブタイトルにもつく【バスティーユ】のお話。ご縁を感じて“この本、よかったら買い取らせて頂けませんか?フランス革命のお勉強をしてるんです”とオーナーさんに話してみたら『役に立つか分からないけど、』と言いながらも古本として売ってくださって。大切で意味のある一冊になりました。
どうしても、自分の中で持っておくにはもったいないほど素敵な体験をしたから皆さんにも共有したくて。うまく伝わったかな長くなってしまってすみません、!いっぱい書いちゃいましたが、試行錯誤しながらいい作品をみなさんにお届けしたいと思います。ぜひ会場にお越しください、お待ちしております☺️
引用元:奥田いろはちゃんの「1789」