株式会社サンズエンタテインメント会長・野田義治「NGT山口真帆は一人で突っ走り過ぎ。グループにいられなくなるのは当然」
21日、ついにNGT48の山口真帆が卒業を発表した。
今年1月、昨年末にグループのファンである男性から暴行被害を受けたが、運営側が何も対処しないことへの不信感をSNSで公にして以来、両者の関係は悪化する一方だった。
今までこの問題について、段階を経るごとに意見してきたが、総じてどっちが良い悪いということではなく、双方それぞれにミスがあると思う。
事件に対する初動ミスは運営側の問題で、最初に山口と運営の間で真の話し合いができていれば、こうはなっていなかった。
一方で、そういった事件が起こる以前に、山口自身もメンバーとの関係作りにミスがあったのではないだろうか。
グループなら応援してくれるメンバーもいれば、足を引っ張るメンバーもいる。SNSで運営側の対応の悪さを明るみに出したり、
“上司”が記者会見している間にSNSで生反論したりするなんて、前代未聞。「全てを捨てるつもりで」とはいえ、少しやり過ぎた。
卒業といえば聞こえはキレイだけど、そこまでしたら、グループにいられなくなるのは当然だ。
報道を見ている限り、山口はアイドルをやめるが、芸能活動は続けるようである。モデルに転身するという話もあれば、
ユーチューバー専門の事務所に移籍するなどのうわさもある。二つ三つ、彼女を欲しいと手を挙げている事務所があるとも小耳に挟んだ。
とはいえ、この一件だけをネタに仕事していけるほど芸能界は甘くない。彼女の魅力や実力がどの程度なのか知らないが、今後、以前と同じように活動していくのは難しいだろう。
いまだに問題の根本は解決していないのに、山口も一人で突っ走り過ぎた。受け入れる事務所はこれから大変だと思うよ。
どんなところが引き受けるのだろうという興味はあるが、俺自身は絶対に関わりたくない。
モデルになるにしろ、女優を目指すにしろ、本格的に歌をやっていくにしろ、どこがマネジメントするかが問題。
もし、つてがあるのであれば、ちょっと日本を離れて、韓国やシンガポールなどアジア圏でやってみる方が良いかもしれない。
NGT48は、山口が卒業したからといって問題解決ではない。今回の一件で失った企業としての信頼を取り戻すのは至難の業。
山口もNGT48も、お互い前途多難であることには違いない。
■野田義治さん プロフィール
株式会社サンズエンタテインメント会長。1946年3月28日生まれ、富山県出身。'84年株式会社イエローキャブ設立後、雛形あきこ・山田まりや・MEGUMIなど数々の巨乳アイドルを育ててきた。
https://news.headlines.auone.jp/stories/showbiz/gossip/12333142?genreid=3&subgenreid=91&articleid=12333142&cpid=10130007