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長谷川豊 「私が国会議員になったらフジテレビの放送免許を取り消す」
ただ、いまの苦しい状況は僕がフジテレビで働いていた頃から十分予見できていたもの。
フジテレビは10年ほど前から死に体でしたからね。社長の解任劇も遅すぎます。よく4年間ももったな、
まだやっていたのか、というのが正直なところです。
実は、これまで僕は古巣のフジを悪く言うことは一度もありませんでした。むしろ、批判に対して
フォローしていたくらい。ですが昨年、一部の極めて態度の悪い人工透析患者についてブログで記事に
したことについて全番組を降板した際に『ワイドナショー』で見るに堪えない一方的な批判をされました。
その内容はひどいもので、ブログについて謝罪をしてすぐに訂正していたのにも関わらず、そのことには
一切触れず、ひたすら長谷川バッシングのみ。あるコメンテーターは「こいつはバカ」「典型的なネット弁慶」と
口汚く罵り続けている始末でした。主張はけっこうですが、公共の電波でモノを言うなら僕自身への
取材はあってしかるべき。当然取材は一切ありませんでした。これは完全な放送法違反です。
先日もこの番組で宮崎駿監督の発言をねつ造していたのが発覚しましたが、今フジはド素人集団に
成り下がってしまいました。こんないい加減な放送を続けるならば、僕が国会議員になったらフジテレビの
放送免許を取り消してやろうと思っています(笑)。すみません、これは本気で言ってます。法律違反と
ウソ放送はダメ。許せません。
僕自身、フジテレビ時代から、政治家の失言を取材し、ニュースとして扱う立場でした。
その経験から話しますと、それを報じるメディアにこそ注目してほしい。報道自体に背景や
意図があるからです。切り取って騒いで、テレビは視聴率を稼ぎ、新聞は部数を伸ばす。
失言報道が出た時は、マスコミも売り上げが落ちて困っているんだな、と生暖かく見守ってあげましょう。
元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏の炎上と番組降板を招いた3つの勘違い。
http://news.yahoo.co.jp/byline/nakajimayoshifumi/20161002-00062792/