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　コント日本一を決める「キングオブコント２０１７」開催決定会見が２３日、東京・赤坂のＴＢＳ放送センターに行われ、前回優勝のお笑いコンビ「ライス」も出席。今大会への不出場を表明した。

　昨年１０月の優勝からを振り返り、田所仁（３４）は「人生変わりました。家賃倍のマンションに引っ越した。一気に変わりました」と激変ぶりのアピール。関町知弘（３４）も「優勝する前は劇場しかなかったので、メディアにも出させていただいて、充実した８カ月を送らさせていただいている。優勝すると、しないとでは全然違うＳｕｉｃａを１万円チャージできるようになった」と笑顔を見せつつも、「“何とかしてくれーい！”って言うコントで優勝したけど、流行らなかった」とボヤき、いまいちブレークに至らなかったことを嘆いた。

　今年の大会への出場について聞かれた田所は「今年は出ません」とピシャリ。関町も「去年、ネタを使い果たしたので、今年用のネタができていない状況。今のところは出る予定はございません」と出場する予定がないことが明かした。さらに「去年、前年度優勝者のコロコロチキチキペッパーズが２連覇を狙って出たんですけど、結構痛い目に遭っている。本当にいいネタができていないならやめたほうがいいと言われたので、そこは従おうかなと」と続け、笑わせた。

　それでも、出場者たちには「（決勝の）１０組が僅差になるようにハラハラ・ドキドキするような大会になれば」とエールを送った。

4月29日に中部プエブラで開催されたウルトラトレイル セロロホマラソン女子部門に参加。この大会には世界から12ヵ国の参加者が集まっており約500人の選手が出場。その500人の選手を引き離しぶっちぎりの1位で優勝を果たした。

優勝した22歳の女性、ラミレスは北部チワワ州の先住民であり、専門的な訓練は一切受けず、誰の助けも借りずに大会に参加。
専用のシューズや道具も使わずにサンダルを使用。サンダルはリサイクルタイヤのゴムで作られた物で周囲を更に驚かせた。

また女性はショート下着ではなく、長い丈のスカートを履き首にはスカーフを巻いた状態で参加。専門的な訓練も受けていないラミレスは山岳50kmを7時間3分で走破し3万6000円の賞金を獲得。

大会関係者は「ラミレスはエネルギーを補うことができる食料はもちろんメガネや高価なスポーツシューズを着用したほかの選手とはことなり、水だけを持ってマラソンに参加」と伝えた。

ラミレスは日々ヤギや牛を放牧する仕事をしながら毎日10～15キロを走っていた。そのため尋常ではない体力とスタミナがついたと考えられる。

大会が開催されたプエブラという街は世界文化遺産に登録された街で海抜2100メートルに位置する。

ラミレスは昨年チワワ州で開催されたカバロブランコウルトラマラソン大会の100km部門に参加し、2位となっていた。

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