前回普段使っているデスクトップPCのHDDをSSD化したことについて報告がてらまとめてみた。
詳細は下記を参照してみて欲しい。
PCの起動ドライブをSSD化してみた - その1 デスクトップPC編
実は普段使いのPCがもう一台ある。そちらはノートパソコンで、5年位前に購入したものだが、コロナ禍での在宅ワークでは重宝していた。
5年前はノートでプログラムの開発にも使える様に考えて選んだつもりだったがメモリが8GBで、普段YoutubeみたりEXCELで集計したりするには十分だったが、開発するには若干能力が低かった。
一番の問題はやはりHDDで、起動に時間が掛かるのがデスクトップと同様に気になってきたのだ。
今でもSkypeやZOOMで打ち合わせなどするには十分なのであとはもう少しだけキビキビとした動きをしてくれれば全く問題ないのだ。(そもそもHDDだってそこそこ動くので余程のことが無ければ全く何も言うことは無い。実質6年前の機種だけど現役で使えるのだ。)
と言うことで、こちらもHDDをSSD化することにした。
HDDのSSD化
HDDのSSD化の手順
このノートパソコンも、5年間使っていて新しくWindowsをインストールして様々な環境を作ることは今となってはほぼ不可能なのでHDDの内容をSSDにクローン化して置き換える形にする。
手順はデスクトップの時と基本的には同じだ。
- SSDを購入してPCにつなげる
- ntfsファイルシステムとしてフォーマットする
- HDDのデータをSSDにクローンする
- PCからHDDを取り外してSSDを装着する
- SSDからPCを起動する
最初の二つのステップで行ったことは特に何も変わらないので、3番目のクローン化についてまとめる
3.HDDのデータをSSDにクローンする
今回のノートパソコン用にはCrucialのSSDとSSDを外部ドライブとして利用できるケースをセットにした製品を購入してみた。
【外付けストレージとSSDの換装キット】
外付けストレージにSSDを装着してノートパソコンのUSBを経由して装着する。SSDのフォーマットはデスクトップの時と変わらない。
トラブルは発生したのか
デスクトップPCではここからがトラブルの続出だった。ノートパソコンではどうだったのか。
まずは今回もCrucialのSSDを購入しているのでサポートサイトからAcronics True Image for Crucialをダウンロードした。
Acronics True Image for Crucialだが、デスクトップの時と一緒でソフトを起動して作業を進めようとしたが、ターゲットドライブを選択しようとするとやはり先に進まなくなってしまった。何か基本的な使い方か設定が間違っているのかもしれない。が、原因を調べている暇はない。(まあ暇はあるんだけれど)
そこで、次に一応有料版そのものをお試しできるMacrium Reflectを使ってみた。
ノートパソコンで使用しているメールアドレスを登録して試用した。
設定も特に問題なく進みソフトも作業を始める。すると今回は途中でエラーが出ることもなく最後まで進んでクローン化が終了した。
クローン化自体はやや時間が掛かったが、本当にスムーズに作業が進んで待っている間に終了したのだ。
4.PCからHDDを外してSSDを装着する
本来ならPCからHDDを外してSSDを代わりにノートPCに装着するのだが、実はまだここは行っていない。
と言うのは、今回のノートパソコンはUSBにつながっているドライブからもOSを起動できるのだ。なのでノートパソコンを再起動して、F2(もしくはDel)キーを押してBIOSを起動して、起動ドライブの優先順位をUSBに装着されて物をトップに設定した。
(この辺はPCによってやり方が異なるのでマニュアルを確認して欲しい。)
5.SSDの起動ドライブ化
元々ものHDDが1台あり、USB経由で接続されてSSDがある状態で電源を入れると、無事SSDからシステムが起動した。
デスクトップの時と違って今回はすんなりHDDからSSDへのクローン化が完了した。
ただやはり起動ドライブが外付けのストレージと言うのは正直怖い状態なのでゆくゆく近いうちにノートパソコンのHDDと置き換えるつもりだ。
まとめ
5年ほど使っているノートパソコンも動作が遅く感じられる様になっていたのでデスクトップPCに引き続き起動ドライブのSSD化をした。
デスクトップPCの時と違って、比較的にスムーズにクローン化が完了した。
その結果従来はWindowsの起動に5分近く掛かっていたのがSSD化したことで10数秒で起動する様になりかなり高速化した。