9月23日(土)の放送では、東京・早稲田大学ビジネススクール(WBS)で先日行われたオープンゼミに、特別講師として参加したゆきりんが、生徒たちを前に講演した模様をお届けしました。
前編では、ゆきりんがアイドルになるまでの経緯や、内側から見たAKB48について語った様子を紹介しました。
後編では、「AKB48の今後と、自身のグループ卒業」について語った模様をお届けします。
◆AKB48の今後と、自身のグループ卒業
AKB48、そして兼任のNGT48の中心メンバーとして活躍しているゆきりんは、現在26歳でグループ最年長。
最後は同グループの今後と、自身の卒業について触れました。
ゆきりんはAKB48について、「夢をかなえるためのステップアップとしてのアイドルグループ」だと話します。
つまりAKB48で顔を売ってから、女優やモデル、タレントなどの夢に向かって巣立っていく登竜門のようなもの。
次々と新しいメンバーが入り、上の世代が卒業していく……この循環が、グループが長く存続するために、必要だと感じているそうです。
自分のことだけで精一杯でがむしゃらに頑張ってきた10年、ここにきてようやく視野が広がってきたというゆきりんは、「悩んでいる後輩がいたら自分の経験から伝えられることをアドバイスしたり、後輩の育成にも力を入れていきたい」と頼もしい発言も。
「今の自分があるのは、応援して支えてくださるファンの方がいてこそ。恩返しというほどのことではないけれど、コンサートで楽しいことを提供したり、毎日SNSをあげたり、ファンの皆さんが生活を楽しむための一部分になりたい。人のためになれるような仕事を続けていきたい」と話します。
また、自身の卒業については「AKB48への恩をすごく感じているので、できるかぎり……まだまだグループに貢献できるような活動を、メンバーとして長く続けていきたい」と語っていました。
講義を終えた後には、講師の根来龍之教授と杉浦正和教授との3者ディスカッションも行われ、杉浦教授からはグループを卒業したら何をやりたいかと質問が。
「ライブが好きなので、ソロ活動することになってもお客さんの前でステージに立つことを重点にやっていきたい」と答えるゆきりん。
続いて、根来教授から「いつか卒業したとしてAKB48と柏木由紀、どっちが永遠であってほしい?」との質問には、「う~ん……どっちも大事ですけど」と迷いつつ「卒業してもAKB48はずっと存在してほしい。将来、“ママはこのグループにいたんだよ”と言いたい(笑)」とプライベートな夢について話すなど、講演はアットホームな雰囲気でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00010004-tokyofm-ent