北川悠理さんの「優しさの正体」

乃木坂46

2023年5月21日の北川悠理さんのブログ

北川悠理さんの「優しさの正体」

本日次のブログは北川悠理さんです。



優しさの正体

https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/101473

ブログの概要









517日、18

飛鳥さんの卒業コンサートがありました。



飛鳥さんにはすごくたくさん、色々な局面で助けて頂き、

だから私は飛鳥さんのことが大好きです。


そんな飛鳥さんの卒業コンサートはもちろん寂しくてたくさん泣いてしまいました。

でも、その何倍も、とってもとっても楽しかったです。


飛鳥さんは本当にすごいな、

飛鳥さんのことが本当に大好きだな、と

何度も何度も感じて、感動していました。



「僕のこと、知ってる?」では

最後に大好きな飛鳥さんのお隣で歌わせて頂けました。本当に嬉しかったです。

扇風機で泣きそうになってしまった私に気付いて腕をぽんぽんとしてくださったことも、

空扉で目が合ってわざわざ会いにきてくださったことも本当に嬉しかったです。

そして、飛鳥さんのことが大好きなみなさんの愛に囲まれている飛鳥さんを見ていたら、なんだか心があたたかくなって、何故か私まで心がしあわせでいっぱいになりました。



そんな本番はもちろん、今回のライブ、実はリハーサルの時からずっと楽しかったのです。


今年もバレンタインをお渡ししたいなと思って買っていて、リハーサルの初日にお渡しする約束をしていたのですが、気付いたら賞味期限がぎりぎりになってしまっていてそれをお渡しするのは失礼かなと思って、今回のは自分で食べて、また新しいものをプレゼントさせてくださいとお話しさせて頂いたのがリハーサルの初日。笑ってくださる飛鳥さんの優しさがまずは嬉しくて懐かしくて、安心しました。

合間合間でお話しさせて頂いたり、突撃して飛鳥さんの好きなところを一方的に伝えさせて頂いたり(YouTubeショートにあります、是非!)、生配信でも小さな発言を拾ってくださる飛鳥さんの優しさが嬉しくてたくさん喋らせて頂いたり!

たくさん目を合わせてくださり、たくさん飛鳥さんの笑顔を見ることができたリハーサル期間、とっても幸せでした。



私は、お仕事のスイッチが入ると、応援してくださるみなさまやスタッフさんにご心配をおかけしないように、悲しくても泣きたくても、涙をこらえてしまう癖があります。

お食事に連れていって頂いた際にそのことを少しお話ししたら、そこから「泣きたくても堪えちゃいそうになったら私のところに来て泣いて良い」と言ってくださり、私はその言葉と、飛鳥さんの存在にとても救われていました。その日からずっと飛鳥さんが大好きで、憧れていて、飛鳥さんがご卒業なさってからも、紅白の現場で頂いたお手紙にたくさん救われてきました。


私は自分に自信がないから、すぐに自分じゃない誰かになろうとしてしまう癖があって、本当は多分模範解答みたいな性格ではないのに、模範解答を目指そう、自分を捨てようとする方向に、気付くと努力の方向を向けてしまいます。

でも、飛鳥さんは、私が別の誰かになろうとするのではなく、自分のままでいられるような自信をくださいます。

それは、私の文章を褒めてくださったり、感性を素敵だと言ってくださったり、軽い優しさを配るのではなくしっかりと深く向き合おうとしてくださること、隠してしまいがちな努力に気付いて拾ってくださったり、気にかけてくださっているとわかるように接してくださったり、私の全ての感情を流さずに心に迎え入れてくださること、そんなひとつひとつ、一瞬一瞬に、私はたくさん背中を押して頂いてきました。



飛鳥さんに背中を押して頂いていなかったら、多分私はあの時進むことも、立っていることすらもできなかったな、と思う場面が実はたくさんあります。去年の夏も、去年の冬も。今、こうして書きながらも泣きそうです。嘘です、今実は涙を既に拭いてしまいました。


飛鳥さんになら何でも話せる、飛鳥さんの前では素直に涙も流せる、飛鳥さんとなら何も気にせずに目を細めて大笑いできる、安心できる、甘えられる、強くなれる、頑張れる、自分でいられる、感情と向き合える、自信が持てる。飛鳥さんがくださる愛と優しさが、いつからか私の自信の主材料になっていたのかもしれません。本当に、ほんとうにすごいです、飛鳥さん。

なんだか、飛鳥さんのくださる優しさは私の心にぴったし、一番必要だったところを埋めてくださる愛のように感じるのです。そんな、愛で溢れている飛鳥さんが大好きなのです。重くてすみません。



飛鳥さんは嘘がなくて、目の奥にも心の裏にも嘘が見えません。

だからなのだと思います。

飛鳥さんが笑っていると嬉しい気持ちになるのも、

一緒にいるとすごく守られている気がして安心できるのも、

褒めてくださると素直に心があたたかくなるのも、

私のことを気にかけてくださるのは優しさだけではないと言ってくださったことで少しだけ自分に自信を持てるようになったのも、全部。


私も、嘘がない人でいたいと思うし、

表面的ではない愛や優しさを与えられる人になりたいと思っています。

誰かのことを本当に見て、心から向き合いたいと思っています。

でもそれって難しいのです。疲れてしまうし、傷ついてしまうし。

だから、いつからか私はそれが正しいことなのかわからなくなってしまっていました。

自分が大切にしたいことが、本当は大切にしない方が良いことなのかもしれない。捨てた方が良い部分なのかもしれない。そう思っていました。

でも、飛鳥さんを見ていると、飛鳥さんと一緒いると、やっぱり間違っていないのかもしれないと思えます。

努力することも、誰かの気持ちを感じ取って接することも、嘘がない自分でいようとすることも、愛を大切にすることも。

だからそんな風に向き合ってくださる飛鳥さんにたくさん勇気を頂きました。

飛鳥さんの優しさが私にとっての拠り所で、飛鳥さんの愛が私にとっての道しるべでした。


今まで本当にありがとうございました。

恩返しがしたくてしたくて仕方がないです。

大好きです。


ご卒業おめでとうございます。


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この写真は、飛鳥さんに頭を触って頂きたいなと思って、それを伝えるぞ!と意気込んでいたら、何も言わなくても先に頭を触って頂けて嬉しかったという写真です。

飛鳥さんは、誰かが嬉しいときも悲しいときも、先回りして感情を感じ取ってくださる特殊能力を持っている気がします。飛鳥さんが今後一生傷つくことがないように、今度は私が先回りして盾になっていられたら良いのにと思ってしまいます。そのくらい大好きです!


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飛鳥さん、とってもありがとうございました☺︎

引用元:北川悠理さんの「優しさの正体」

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